SHIRAKI KOUGEI シラキ工芸 福岡県八女市緒玉198-1 営業時間 9:00~18:00 定休日/日祝・第2土曜日 TEL: 0943-24-3054
八女提灯とは

八女堤灯(やめちょうちん)は福岡県八女市福島町が発祥とされ、約200年前から日本の人々の暮しを支える灯りで、今では伝統工芸品の一つです。八女市(福島町)では、この堤灯作りの材料となる木蝋(もくろう)、和紙、骨となる竹、木材や漆といった材料が揃う事から、明治から大正にかけ八女地域全域の産業の一つとなり、いわゆる『盆堤灯』として広く知られるようになりました。
堤灯は、よくしなる竹ヒゴを螺旋状に巻いたものに、薄い和紙を貼り、中に火(明かり)を入れたもので、絵が描かれている堤灯は家の玄関に吊るしたり、仏壇の傍らに置かれ、夏のお盆シーズンには欠かせない仏具の一つです。
シラキ工芸では、このお盆の数日間の為に1年をかけて日本全国の盆堤灯の多くを若い職人を中心に作り続けています。またシラキ工芸はこの盆堤灯の命とも言うべき、明かりが灯る部分である火袋(ひぶくろ)の制作を専門としております。